地上軍vs冥王軍

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そう思っていた時、突然背後から声がする。 敵・・・・・・。 だったらもう、こいつも倒せない。 「なによ? もしかして諦めかけてた? あんたらしくないわね~」 そこにいたのは・・・アリン。 「ホッホッホッ。すごい数じゃのう」 そして学院長。 学院長は、のんきに髭をなでながら敵を観察している。 「てかルピア死にそうじゃない!? ・・・はぁ。全くどんだけ苦戦してんのよ」 アリンは腕を水平にあげてあからさまにため息をつくと、杖を構える。 「これやったのは、あんた?」 そして敵を睨みつけると、いつもより低い声でそう言い放つ。 その声からは、静かな怒りを感じた。 「そうですよ」 静かにそう言った敵の顔からは、笑みが消えていた。 「そう。・・・だったら死ね」 アリンは、いままでに感じたことのないような殺気を放ち、それと同時に炎を発射する。 その炎は敵に当たり、大爆発を起こした。
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