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次は左腕・・・そのあとは右足、左足と壊して、最後は頭を破壊してあげるわ。
「アリン！」
背後からカルカスが私の名を呼ぶが、振り向く必要はない。
だって振り向いたら、あなたまで殺したくなっちゃうじゃない。
右腕は完全にその姿を消し、それがあった場所には闇が漂っている。
私はもう一度、杖を振った。
右腕と同じように、左腕からも闇が吹き出す。
「ギャアアアアアア！！！
・・・なんてな」
・・・え？
腕を一本失い、もう片方の腕からも闇が吹き出しているというのに、セルヴは笑みを浮かべている。
笑みといっても、笑っているのは口元だけだが。
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