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手には”純粋な白色をした刀”を持ち、背中には”八枚”の白い翼を生やした人間が立っている。
その姿は、闇忍・玄武との戦いの後に命を落とした・・・
「陽一！」
私はすぐに陽一に駆け寄った。
「ようアリン。元気にしてたか？・・・って、死んでた俺が言う台詞じゃないな」
陽一はそう言いながら、笑って頭をかいている。
変わってないな。
「陽一、セルヴは倒したの？」
陽一が現れたのはいいんだけど、セルヴを倒してなかったらルピアが危ない。
「セルヴ？ ああ、さっきの幽霊か。空天衝波は斬ったものを冥界に送る技。幽霊だって例外じゃない」
やっぱり、さっきの波動は空天衝波だったんだ。
これでルピアも安全ね。
「生き返った・・・のよね？ 生き返って早々で悪いけど、あいつら倒すの手伝ってくれない？」
そう言って、キュム達が戦っている敵の方を指さす。
「うおぅ！？ すげえ数だな・・・。こりゃあ、ルピアやカルカスにも手伝ってもらうか」
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