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ラミール達を置いて先に進んだ俺は、すぐに光の先・・・地上に辿り着いた。
「どこだよここ・・・・・・」
しかし、出てきた場所は誰もいない荒野。
何もかもが焼き尽くされたような景色だ。
こんな景色、夢玉にあったか・・・？
もしかしたら地球？
どっちにしろ、こんな景色は知らない。
目を閉じて周りの気配を感じてみるが、誰かがいる気配もない。
ルウの言うとおり、冥王が地上侵略を始めたのなら、ルピアたちが戦っているはず。
あいつら程の大きな魔気なら、地球や夢玉の反対側にいたって感じられる。
それが全く感じられないのは、どういうことだ？
「陽一！」
考え事をしていると、唐突に背後から声が聞こえた。
振り返ってみると、そこにはヴィルダム達が立っていた。
おかしい・・・・・・。
この何もない真っ平らな荒野の、一体どこから現れた？
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