復活

28/37
前へ
/462ページ
次へ
俺はゆっくりと光刃刀を鞘に納め、居合いの構えをとる。 本当は、冥王戦まで使うつもりはなかったんだが・・・・・・。 一瞬で終わらせるにはこれしかない。 「滅龍光牙か? だったら意味ないぜ。俺はそれより上の技を開発した」 偽物は俺の構えを見て、滅龍光牙と判断したらしい。 だけど、俺が撃つのは神魔滅衝波。 魔力消費量がめちゃくちゃだが、威力は雷流極斬撃より遥かに上。 ちょっとくらい強くしたって、そんなものは関係ない。 「フン」 考えている間にも魔力を溜めていた俺は、技を撃つために更に腰を落とす。 「死滅龍波動」 「神魔滅衝波」 二人の技が、同時に発動した。
/462ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3107人が本棚に入れています
本棚に追加