冥王降臨

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当然、みんなと冥王が戦ってると思ってたんだが。 そんな感じも無く、まるで戦いが終わったような感じだ。 「知るか。お前がいなくなるとほぼ同時に、何処かに消えた」 ……消えた? 俺を追い掛けたんじゃなくて? それで迷ったとか!? …………それはないか。 「はぁ~」 自分で考えたくだらない事に、ついため息をついてしまう。 「陽一、いきなりどうしたの?」 その姿をアリンは不思議に思ったらしい。 いきなりため息とかつかれたら、俺だって不思議に思うか。 「いや、なんでもねえ……」 くだらなすぎて、言う気にもならねえ…………。 てか、言ったら馬鹿にされそう。いや、絶対される。 「でもまあ、これで一旦休憩出来るんじゃない?」
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