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俺は後ろを振り向いて、光刃刀の方を向く。
「そ・・そんなわけねえだろ!」
実は忘れてた・・・・。
というか、俺の隣にあったことに気付いてなかった。
『はぁ。全く呆れるぜ』
確かに自分でも呆れるな。
ところで気になってたんだけど、剣が死ぬってどんな感じなんだ?
『持ち主が死んで霊体となって【冥界】へ送られるとき、一緒に送り込まれるだけだ』
冥界? ・・ってここか。
でも、いつもは真っ白い世界で目が覚めるんだけど。
『そのはずなんだけどな。普通は冥界に送られた魂は、すぐに天国か地獄へと転送される』
なんでそんなこと知ってるんだ・・・・?
『天才だから』
・・・・あっそ。
でも、あの白い空間は天国への入り口ってことだよな?
なんで送られなかったんだ?
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