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なんだありゃ・・!?
あんなの喰らったら、ひとたまりも無いぞ!?
・・・・これは、遊んでる場合じゃないな。
「やるじゃねえか。はっきり言って、今のは喰らったらヤバかったぜ。・・・・ここからは本気でいく」
そう言った俺の体からは黒い風のようなオーラが吹き出し、俺の体を包んでいく。
背中からは巨大な四枚の翼が生え、髪の毛が赤く染まった。
「やっと出したか。それを待っていた」
覚醒した俺の姿を、薄ら笑いを浮かべながら見ていたバジルは、再びさっきの黒い槍を右手に出現させる。
俺は剣を体の横に構え、魔力を込めた。
同時に、バジルは再び槍投げの体勢をとる。
「滅龍光連牙ぁ!」
「Darkness lance of blast【突風の漆黒槍】」
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