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ピピピッ
薄ぐらい部屋の中に響き渡る電子音。
「…よっと」
俺は布団の中から手を延ばして、電子音の発信源である目覚まし時計を止める。
「今日もよく寝たなぁ~」
布団の上で伸びをして起き上がりクローゼットに向かう。
「さてと…今日から高校一年か…」
クローゼットの中にある真新しい制服を見れば見るほど実感がわかないんだけどね…
「まぁ! 入学式の時間までまだあるし…もう一眠りだな!」
またベッドに飛び込み、また。
そう…
物語はここから始まるのさ。
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