第一章

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「クリオルク、いい加減にしないか。わたし達がここにいるのは、未来ある少年と喧嘩をするためでもなかろうっ!」 木に落ちた雷を思わせるようなその見幕に、エドは自分が怒鳴られたわけでもないのに心臓が一度ひっくり返った気がした。中年の騎士は焦るなとか騎士の役目はなどと若き騎士に話を続けている。 と、肩に腕が回された。
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