第13章

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    恋香『処女(はじめて)ではないから、心配はいらないよ。ただ…久しぶりだから、ちょっとゆっくりしたい。』 和也とは初めだから余韻に浸りたい。 だって、この瞬間は今だけ、私だけの和也。 普段冷静な和也だって、こんなに取り乱しているんて、珍しい。 そんなに私のこと思ってくれているなんて、うれしい。 恋香は自然の涙が出てきた。 和也『恋香、どうしたの?泣いて。』 恋香『え?私泣いているの?』 恋香は自分の顔に手をあてる。 涙が出ていることに気づく。 恋香『これはうれし涙よ。だって、大好きな和也が目の前にいて、一つになれたから。』 恋香は素直に答える。 和也『俺も好きだよ。恋香。』 和也は恋香にキスを何度もする。 そうして夜は更けていった。
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