幼なじみ

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陂テニスクラブ―― コーチのいるコートにいけば そこには小学生の仔が必死に テニスボールを追い掛けて 打っている姿があった。 啜「懐かしいな。此処で初めて混合ダブルス組んだんやもん」 光「せやったな。めっちゃいい成績とったもんや。」 コートをジッと見ていれば 聞きなれた声が後ろから聞こえてきた 「久しぶりだね…啜に光くん」 啜「陂コーチ!お久しぶりです」 陂「啜の活躍はよく聞いているよ。勿論、光くんもね?」 光「ありがとうございます」 啜「所で、何で私達を??」 陂「そうだったね。」 陂コーチはあるファイルから 一枚の紙を出してきた 陂「混合ダブルスの大会が来月行われるんだ。この大会は全国に繋がっている。だが君達は学校がバラバラだから各学校の許可書さえあれば登録出来るんだ。」 啜「大会…ですか」 陂「君達なら全国制覇出来るだろうと思ってね。登録してみたらどうだろか?」 光「許可書か……」 陂「どうする?」 啜「光…久々に組もうよ!許可書ならきっと出るよ!私はまぁー全然OKだし」 光「……シャー無いッスね。わかりました。許可書で次第コーチに連絡しますんで」 陂「よし、決まりだな。練習はたまに此処でもして構わないし」 啜「ありがとうございます。此処が使えなかったらどうする?」 光「せやったら、俺の学校でなら出来ると思うから」 啜「じゃ、決まりだね」 こうして2人は 来月にある混合ダブルス地区大会 中学の部に出場をすることになった .
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