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「乗り越んじゃえー」
結衣子「きゃっ」
優馬が結衣子を引っ張り、本棚と本棚の間に押し込んだ。
《女も如月くんも怖いぃー》
ガラガラガラ
「あ、如月くん♪」
女子の甘ったるい声。
優馬「よ?どうしたの?」
優馬の優しい声。
《喋り方かわった…》
「なんかぁ、如月くんがぁ、図書室にいるって聞いたから会いたくてきちゃったぁ」
《き、きもい…》
優馬「そうなんだ。本読んでたんだ」
《こいつもキモいぜ…》
「あれぇ?1人なのぉ?」
優馬「うん。何で?」
「相田さんはぁ?」
優馬「知らないよ?」
「そっかぁ。良かった♪てか、今から一緒に帰らない?」
優馬「あ、わりー。車なんだ」
「そっかぁ…。残念だな。じゃ、また明日ね」
優馬「おう。また明日な」
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