過去からの訪問者   

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なんで・・・? なんでよっ!! なんで 私ばっかり・・・ 私の腕を掴んでる奴をキッと睨む 『おっ!何?誘ってんの?』 涙目で身長差で上目遣いになってる状態だと、逆効果みたいだ 「いや・・・」 『可愛い声で鳴いてくれよ』 そう言うと腕を掴んでいる男の空いてる手が制服に伸びた 「やめてっ・・・!!」 私も空いてる手で抵抗した 『はーぃ。無意味だから、おとなしくしててねー♪』 もう1人の男が抵抗していた右腕を掴んだ 「イヤ!お金は払うから許して!!」 犯されるのなら、お金を払うほうがマシだ 財布には、旅行へ行くためバイトして貯めたお金が入っている 『ダーメ♪俺達、その気になっちゃったから♪』 「そっ、そんなぁ・・・」 『諦めてねー♪』 ガッ!! 「キャァァっ!!!」 制服がずり上げられ、私は悲鳴をあげた 『へへっ♪良い声で鳴くねぇ』 「イヤァァァ!!」 誰か―   助けて!! 私はギュッと目をつぶった
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