あの日4月10日

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そして病室に着いた 時俺は言葉を失った Hがベッドに寝ていてそうして点滴やらなんやらがアイツの体に付いていた 俺はHに近寄り 「大丈夫か?」といった アイツは「大丈夫なわけないでしょ!」と言った 「遅くなって悪かったな」と謝った 「いいよ来てくれただけで嬉しいよ」といってくれた アイツは笑っていたが顔色が悪かった そうしてアイツと話をしていたが突然アイツは「ごめんね.あなたなら私が居なくても大丈夫だよね強いもんね?」と言った 俺は「大丈夫な訳ないだろお前なに言ってんだよ意味わかんねぇ事言うなよ」といった アイツは「私は幸せだったよ沢山思い出出来たし楽しかった私はもう駄目みたいあなたともっと沢山話をしたり遊びにいったりしたかったなぁ 」といった 俺は「じゃあまた遊ぼう沢山話をしようだからそんな事言うなよ」と言ったが Hは首を振りながら「ねぇ私のお願い事聞いて」といった さっきより声が小さく息が荒い 俺は「あぁなんだ?」といった多分この時の俺は泣きじゃくってよほど不細工だっただろう アイツは「まず笑って私を送ってよ泣いたままじゃ私安心して逝けないよ! 次にあなたは私の分まで生きてそして私の分まで幸せになって! 最後に今までありがとうさようなら」と言った 俺は「分かったHありがとなじゃあまたな」と笑いながらいった アイツは「本当にありがとうね!」と言い笑いながらアイツは逝った 俺はアイツが逝ったのがわかると泣かないと決めたのに涙が出てきて泣いた
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