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「安心して静養するようにって葉月ちゃんに…。
ってか、安心なんて出来るわけねぇだろ…。
本人が捕まって無いんだから…」
「……」
さっき聡が警察に渡した着信時間で、純の居場所が特定できれば良いんだけど…。
こんな不安な日々が、あとどのくらい続くんだろう…。
頭がおかしくなりそうだ…。
私は頭を抱えて丸くなる。
「葉月…大丈夫?」
お母さんが声をかけてくれる。
「うん…」
「昼過ぎにはパパも帰ってくるわ。
聡君もご飯を食べたら、少し眠って?
パパもお礼を言いたいそうなの」
「あっ…すみません…。
なんだかお世話になっちゃって…」
「何言ってるの!!
それはこっちの台詞だよ。
ちゃんと布団で寝てって?
シャワーも使って良いからね?」
私も聡にまだ居てくれるようにお願いした。
「ありがとうございます。
お言葉に甘えさせてもらいます」
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