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「……」
沈黙が続く。
プルルルル…プルルルル…!!
ドキッ!!
突然鳴った電話に3人とも目を向ける。
電話に出ようと聡が立ちあがった。
お父さんには、連絡はお母さんの携帯にと言ってある。
お父さんでは無いのは確か…。
ガチャ…。
「……」
聡は何も言わずに受話器を取った。
「…あぁ…おはようございます。6組の黒部です。
…はい。昨日は父に言われて泊めさせてもらいました。
…はい。…はい…。
えっ…退学!?」
退学!?
「…はい。わかりました。伝えておきます。
ありがとうございました。
失礼します…」
ガチャ…。
「純が夜の職員会議で退学が決まったって…。
それと警察の協力もあって、純の落書きは全部消えたってさ…」
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