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しっかり者の学級委員長、桃子は毎晩同じ夢を見た
よくわからない黒い影に追いかけられる夢
恐ろしくて眠らなくなった桃子の前に現れたのは
飴細工職人と名乗る青年―――ハイネ
眉目秀麗
浮き世離れした、着物姿のハイネの独特さに何故か惹かれる桃子
「桃。私の仕事を手伝ってくれませんか?
もしかしたら貴方の闇が晴れるかもしれやせんよ?」
化け物の正体は桃子の責任から逃れたいという心そのもの
ハイネはアヤカシを操り、怪異を宥める神だった
「人とは面白い生き物ですよ。
本当に…本当にね」
不思議不思議な細道世界物語
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