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「あらあら、気をつけなさいよ~??」
「はぁ~い♪じゃあ、明日から夏休みだし!!毎日来るねッ。今日はバイバイ★」
「うん。分かったわ。気をつけて来なさいよ」
おばぁちゃんは嬉しそうに言った。
「じゃ~また明日♪」
夢は家に着き、お風呂に入りご飯を食べた。
「夢~??明日もおばぁちゃんの所行くんでしょ~?」
「うん♪もちろん!お母さんも行くの?」
「お母さんは、明日の夕方にでも行くわ」
「そっかそっか★」
夢は家族とも仲が良い。
というか、家族が仲良い。
「明日にそなえて寝ますかッ!!」
そう言って夢は、眠りに入る…。
ジリリリリ~
「もぅ朝か~。早いなぁ…」
そう言いながら布団から出る。
「おはよ~」
皆に挨拶は基本だ。
家族も
「おはよ~」
と返す。
朝食を食べ終わって、病院に行く準備もOK。
「んじゃ~行ってきまぁす」
「行ってらっしゃ~い」
夢が病室に入ろうとすると、昨日ぶつかった女の子が私を見ていた。
(どぉしたんだろ~)
そう思いながら、おばぁちゃんの所に行った。
「来たよ~♪」
おばぁちゃんは、まだ寝ていたらしく返事がない。
(まだ寝てたか…)
夢はおばぁちゃんが起きるまで、病室を出る事にした。
---ツンツン
「え!?誰??」
と振り向く。
昨日の女の子だった。
「あ~!昨日の子♪どぅしたの??」
「お姉ちゃんって、毎日ここに来るの??」
「うん!!来るよぉ♪どうして?」
「だってお姉ちゃん可愛いんだもん!!」
その子はますます笑顔になった。
夢は可愛いと言われ慣れないので、顔がニヤつく。
「あ…ありがとう。」
「お姉ちゃんの名前は何て言うの?私はさきって言うんだ♪」
「さきちゃんかぁ~可愛い名前だね♪あたしは、ゆめって言うの」
「ゆめちゃん、ゆめちゃん♪可愛いねっ」
これがさきとの出会い…
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