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「よし!今日も晴天♪…じゃぁ、お母さーん??先に病院行ってるねー??」
「はぁい。気をつけて行くのよ~??」
「分かってる分かってる♪じゃっ!行ってきま~す」
----「着いた!!」
「おばぁちゃん、退院おめでとう」
夢は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
「夢、ありがとねぇ。実は…私もさきちゃんとお友達になっちゃったの♪」
と言うおばぁちゃんにさきはびっくりした
「えぇ!??」
昨日、夢が帰った後さきがおばぁちゃんの所に行ったそうだ。
そして「友達」になった。
夢も嬉しくなった
「さきちゃん、お友達増えたね」
と、おばぁちゃんに言った
「うふふ。そうね、私も可愛い孫がまた増えたみたいで嬉しいわ」
---「夢ちゃん!おばぁちゃん!!」
さきはニコニコしながら入ってくる
「さきちゃん!!聞いたよ~?おばぁちゃんとお友達になったんだってね♪」
「うん!私、お友達になったの!!嬉しいなぁ~♪」
さきの喜びが、夢にまで伝わりおばぁちゃんにまで伝わった
そして皆で笑った
「今日でおばぁちゃんも退院!!やったね♪」
夢がそう言うと、
「じゃぁ…もぅ会えないの??」
さきが寂しそうに言った。
「会えるよ!!毎日さきちゃんに会いにいくよ♪」
夢はさきに言うと、
寂しそうな顔から笑顔に変わっていった
「おばぁちゃん??ちょっとさきちゃんとお散歩行ってくるね♪多分、お母さんが来ると思うから!」
「はいはい。分かったわ。」
「行ってくるね~」
夢とさきは病室から出た。
「夢ちゃんに、いいの見せてあげる!!私のお部屋に来てっ」
夢は引っ張られながらさきの病室に入った。
「さきちゃん、見せたいものってなぁに?」
するとさきは、落書き帳を出して絵を見せた
「この絵はね、私と夢ちゃんが青いお空の下で、手を繋いでるんだ♪」
「へぇ、可愛いねっ」
「そしてこれが、私と夢ちゃんとおばぁちゃん!!」
その絵は、青いお空の下で皆が楽しそうに笑っていた。
「私も早く病気治して、皆と遊びたいの。」
さきは絵をみながら夢に言った
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