ナンソレ学園2

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[223]ぶー閣下 3月30日 21:56 「あらあら…けちょんけちょんにしてあげるわオホホホホ」 鬱猫は高笑いしてその場を去って行った。 その直後にアナウンスが入る。 「えーそろそろ始めたりなんかしたいんで選手受付に名前書いてくれるとありがたいなーみたいな、書かないと出れないけどね」 やる気が微塵も感じられないアナウンスに一喝入れたい気分になったが、俺は急いで受付を済ましに行く。 「そこをどけえええええええ」 受付に群がる奴らを全員吹っ飛ばす。 ギャラリーは皆引き攣った笑顔を浮かべている。 「え…えっとお名前は…?」 「俺の名前は御刀シュンスケだ!!よーく覚えとけ、今日は俺が優勝する!!サインなら後でな!!」 完全に決まった…と思ってるシュンスケをよそに受付嬢はその場の誰よりも引き攣った笑顔を浮かべて書類を書き、ナンバープレートを渡す。 「こ、これを持って選手控えに行ってください…」 「把握した!!」 ---------------------------- [224]考え直すわ 3月30日 22:00 >>223 いーい文章力だあ… ---------------------------- [226]ぶー閣下 3月30日 22:09 おおう脱字があったぜ← ---------------------------- [227]ぶー閣下 3月30日 22:11 うおおおおおおおと叫びながら神風の如く消えた。 受付嬢は安堵の息を漏らした…やっと平和が…と思ったのもつかの間。 奴が戻ってきた。 「もういやあああああ」 今度は受付嬢が泣きながら消えてしまった。 「む?選手控え室が分からないから聞きにきたのだが…お姉さんはいずこへ?」 きょろきょろと辺りを見渡しても姿が見つけられない。 「困ったなぁ…」 「おいシュンスケ、お前何やってんだ?」 振り返るとそこには担任の愚弄先生がいた。 「あ、先生!! 選手控え室分かりません!!」 「馬鹿やろおおおおおお こっちだあああああ ついてこおおおおい」 負けず劣らず熱血漢な愚弄先生、シュンスケは光の速さでついていく。 「ここだシュンスケ…健闘を祈る…」ぜぇぜぇと息切れしてる愚弄、シュンスケは背中をさすってあげる。 「俺のことなら良い!!お前は勝つことだけを考えゴデュファ」 「せんせええええええい」 ----------------------------
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