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「みんなシャワー浴びておいで♪‥‥‥あれ、クライスさんどうしたの?」
「なんやお疲れみたいや」
「隊長さんだからね。色々気苦労とかあるんじゃない?」
先を歩くメンバーの後ろ姿を眺めながら話しをする三人。昔はやて自身も似たような経験をした事があると語り、現機動六課部隊長の状態を軽く分析してみる。
そしてしばらく歩き、隊舎に入ってロビーを目指していた時だった。
ビーッビーッビーッ
「「「!!」」」
けたたましい音を立てアラームが鳴り響き、すかさずクライスから通信が入る。
〈緊急事態だ、“イズミ”が出現する。場所はミッドチルダ首都クラナガン直上だ。急いで向かってくれ。詳しくはヘリで話す〉
ミッション内容を素早く理解した三人はヘリポートへ急ぐ。
ヘリポートでは既に準備万端とばかりにヴァイスが手を振っている。
なのは達がヴァイスのもとに着くのとほぼ同時にフォアードメンバーも到着した。
「あれ!?エリオ大丈夫なの?」
先ほどなのはに撃墜されたはずのエリオがメンバーに混じって走って来た。フェイトの予想だと少なくとも今日中はベッドとお友達になるはずだったのだが‥‥
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