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「そうみたいやね」
苦笑するはやてをよそにスバルがザインに肉薄しシューティングアーツ独特の連撃を繰り出す。
ザインはその一撃一撃を受け流すでも避けるでもなく全て紅蓮と呼ばれたドリル型のデバイスで受け止めている。
「うぉぁあああっ！！」
一気に魔力を放出しスバルを援護に来たエリオごと吹き飛ばす。
「きゃあっ！」
「うっ！！」
頭上でクルクル紅蓮を回転させ空薬莢を排出したザインはフリードの火炎とティアナの絶え間無い銃撃を弾きながらはやてに突っ込む。
「紅蓮！フォルムパイルバンカー！」
『OK.one's pal！！』
槍の形をしていた紅蓮がみるみる姿を変えていく。そこにはもはや槍の面影は無く、左腕の甲に装着される形でドリルが真っ直ぐ30㎝くらいとびだし、その更に上部にはフルオートマガジンが一つ付いている。
「はぁああああっ！烈風突破！！」
ギュィィイイイイン
『アサルト・ブレイク！！』
ドリル部分を高速回転させ、握りしめた左拳を振りかぶり、弾幕の中を掛け声通り烈風のごとく突破してくる。
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