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「真実!!今行くから……………いゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
恭子は直美に首を絞められていた。
「シネシネシネシネ…………………………………………………………………」
私は恭子がどうなったのかわからなかった。
私はなす術もなくお風呂場へと連れていかれた。
つかまれている手に爪をたてられる。
「痛い!」
美紀は私をつかんだまま風呂釜の中に引きずりこもうとする。
「やめて!やめてよ!!」
爪がつきささっているところから血が出ている。
「おいでヨ。」
さっきより強い力で引っ張られた。
もう限界かも。
そう思った時、私の手の皮がズルリ、とめくれあがった。
手袋みたいに。
「いっ!あああああああああああぁ!」
私は痛さのあまり叫んだ。
でも、美紀は私の手の皮を持ったまま、風呂釜の中へと消えてしまった。
風呂釜のふちに血がボタボタと落ちる。
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