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「えぇ!?それじゃあもう一組はどうしたの?」
私は言った。
「一時間くらいは待ったんだけど、場所も場所だったし怖くて帰っちゃったの。」
直美はあたしでもそうするよ、と付け加えた。
「で、今日梨華ちゃんと彼氏は学校を休んでるの?」
美紀は言った。
「それがね、昨日から家に帰ってないんだって。二人とも。」
直美は首をかしげながら言った。
「本当に!?二人でどこかに行ってるとかじゃなくて?」
恭子は信じられない、とでも言うように目を見開いた。
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