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「よっし!全員そろったね?」
恭子が言った。
「うん。」
「バッチリ!」
「ねぇ、本当に行くの?」
「何を今更!行くよ!」
やけにはりきっている恭子を先頭に、四人は裏山にあるっていう廃屋に向かって歩き出した。
今の時間は十時。
そんなに大きくない山だから、十二時には廃屋についている予定。
電灯も何もない山道を、懐中電灯で照らしながら四人で進んでいった。
鳥が飛び立つ音にビビりながらも、私たちは無事に廃屋についた。
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