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「ほら早く行くぞ!!」
「だから俺は…」
「いいから!!」
俺は腕を掴まれ一緒にいく羽目になった。
「そだ、昨日言い忘れてたけどお前の能力は水を思う通りに操れる…あとペンダントになった水は能力の証と水が無くてもお前は自分で水を作り出せるんだ」
「でたらめな話だな」
「でも事実だからな」
「……」
「てか奏なんか初めと雰囲気違うよな」
あ、そう言えば昨日あれから素で居たんだった。
そんな話をしながら俺達は学校に着いた。
「九条おはよう!!」
「おはよう!!」
俺達が歩いている時に沢山の人間が九条に手を振った。
やっぱりこいつと俺は違う。
俺は九条を押し飛ばし教室に入った。
「いってぇ!!どうしたんだよ奏!!」
「…………」
「風月君おはよう」
「おはようございます野田さん」
俺に挨拶をして来たのは野田 春菜(ノダ ハルナ)。
俺は何時ものキャラでにこりと作り笑いをする。
ある程度は交ざっていないといけないからな。
「今日は2人で学校に来たんだね」
「たまたまですよ、野田さんこそお友達はどうしたんですか?」
「あ、皆役員とかあるから先に行っちゃったの」
「そうなんですか、じゃあ一緒に教室まで行きましょうか」
「え//ありがとう風月君//」
何を頬を赤らめているかは知らないが俺はとりあえず教室に行った。
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