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「近づくな!!」
「ガァァア!!」
鬼は手を振りかざすと俺に向かって振り下ろしてきた。
ヤバイ…。
こんな死に方…絶対に嫌だ!!
「ギャァアアアア!!」
「……え…」
手は下ろされておらず俺はゆっくり目を開けるとさっき屋上にいたはずの九条が居た。
「馬鹿!!力を解放してないのに動くなよ!」
「…何が……」
「チッ…来い奏!!」
「ちょッ「テメェには戦って貰うからな」
何をいきなり。
俺はこんな非現実的な事無理に決まってる。
「刀のイメージを作りながら水に触れ!!」
「そんな事出来る訳「いいからやれ!!」
俺はそのまま学校にある噴水に投げ込まれた。
「ッ………」
「ヴガァァア」
しかも目の前には鬼。
俺は半ば自棄になり水に触れた。
すると水は本当に刀になりまるで本能の様に鬼を叩き斬った。
何で……。
俺は剣道なんかやった事ないのに。
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