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二ヶ月前、私達悪魔と人間は五年間の戦争に終止符を打ち、和平を結んだ。 そして今日。色が社会的に浸透して五百年目を迎える今日。人々は盛大な祭りを開いた。 私達悪魔も特別席に二つだけだが招待された。 私は、と言うより国中の悪魔は王様と妃様。 つまり私の父上と母上が赴くものだと思っていたが、父上は私と弟のレンを行かせた。 なんでも、祭事は苦手なんだそうだ。 その時は私も満足だった。 私は元々戦争に反対していた。 と言うのも、私は人間にとても興味をもっていた。 人間ほど、1から物を作り出す力を持った種族はいないだろう。 私はその力に興味を示し、一人の人間を講師として城に招き、人間についてと、剣が達者だったので剣術も重ねて教えてもらった。 私の興味が好意に変わるのに時間は掛からなかった。 やがて戦争が始まったが、私は戦争には一切介入しなかった。 戦争が終わると信じながら、毎日粛々と日々の行事をこなしていた。 そして、戦争は終わった。 私はこれで全てが良くなると信じきっていた。
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