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「魔王が生み出された理由…それは、世界の崩壊を止めるためです」
「はぁ？魔王ってのは世界征服が目的じゃねーのかよ？」
「……違います。ところで、あなたは魔法をしっていますか？」
「魔法？ああ、しってるよ。胡散臭いあれだろ？」
「…まあ、胡散臭いと思うのも仕方がないと思いますが。魔法は…実在しているのですよ」
まあ、魔王がいるんなら魔法があってもおかしくないよね★
おかしく…
お か し く …
「ねえわけねえだろおおお！！！」
「あるんですよ。…自然維持エネルギー、マナを使って何かしらの現象を起こす技術…それが魔法です」
うっひょい、もう訳解んねえよ★
「魔王、というのは…その魔術を使わせないようにする組織です」
「…使わせないようにする？」
「そう。………世界の崩落を防ぐために………」
…………崩、落？
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