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「ねぇ、パソコン貸して」
「はいはい、5分待って」
「じゃあ、5分後に来るから」
～4.5分後～
「５分経った。」
「まだ、4分だよ。あと、1分待って」
「分かった」
～1分後～
「2分経った」
「まだ1分しか経ってないよ」
「2分経った！」
「分かった、分かった。もう少し待って。」
と、言いながら僕はチェスを開いた。
「早く！」
「分かった、分かった。」
と、言いながら有効な手を考える。
この時、クイーンが狙われていたんだ…。
とりあえず、クイーンは取られない位置に移動し、ブラウザを閉じた。
後で、続きをやろう。
そして、妹に席を譲り、僕は携帯を取り出してブロック崩しを始めた…。
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ
「ねぇ！動かない！」
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ
「ナニコレ、バグってるんじゃないの！？」
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ
「ナニコレ、このパソコン壊れたんじゃないの！？」
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ
「このパソコン壊れた！！」
すると、今度はどうしたと思う？
…椅子でガタガタ暴れ始めたんだ。
ただでさえ、付近の床はボコボコなのに。
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