第二章:過去~守られる

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次の日は学校が休みでお祭りの本番だった。 友達と昨日のセイジとの会話を話ながら 「セイジ君と戻ったら?」とか言われながら楽しくお祭りに行った。 そしたらまたセイジとセイジの仲間に会った。 セイジの友達も前と変わらずに接してくれた。 あたしの友達も連れてセイジの仲間の家で騒ぐ事になってどんどん仲間内が前みたいに集まって来て20人くらいは来た。 その日もセイジの隣で皆と話して笑って楽しい日が過ぎた。 セイジが寝てしまってあたしも帰ろうとした時… 3年生のセイジを尊敬する人が後ろから付いて来て 「綾ちャん待って。話があるんだ」って言うから家を出て 「どおしたの?」と聞いた。 衝撃的だった…あたしを回そうとした男子はセイジに全員呼ばれてボコボコにされたらしい。 「俺の女に触れた奴は殺すぞ」って言ってくれたらしい。 そのままセイジの後輩であるあたしの先輩が送ってくれて家に帰った。 次の日、学校に行くと3年生のまさと君たちが2年のあたしのクラスにわざわざ来て全員で土下座してくれた。 「もぉいいので辞めて下さい。」そぉ言うと全員が顔を上げて一礼して3年生の階へ戻って行った。 あたしまだセイジに守られてる。そお思うと幸せだった。 学校が終わって校舎を出るとセイジが車で迎えに来てくれてた。 学校から出てくる全員が頭を下げてた。 「おい、乗れよ。」 「あッ…うん。」
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