エピローグ

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「仕方ない、親に電話をするか。」 俺は、笑われるの覚悟で親に電話をかけた。 ………笑われた。 だが、現在いる場所はわかった。 どうやら駅を1つ早く降りてしまったらしい。 電車を待つのは面倒なので歩いて行く事にした。 きれいな桜並木を眺めながら俺は、学校へと歩いた。 ぽすっ。 不意に何かに当たってしまった。 「なんだ?」 俺は、そういって前を見てみた。 「何もない?」 そんなはずはない、確かに何かに当たったはずだ。 下を見てみた。 そこには俺と同じ高校の制服を着た1人の少女が正面からコケていた。
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