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「ゲホッ…」
「…ちっ…」
頭上で舌打ちが聞こえたのと同時に髪の毛をわしずかみにされる。ズルズルとそのまま引きずられてベットに投げ飛ばされた。
さっき薬を吐き出してしまったせいで折れてる箇所がじわじわ熱を持って痛い。
俯せに押さえ付けられて腰だけ突き出す恰好にされるとスエットと下着を下ろされる。
彼は尻たぶを掴むとそこに唾を吐き出した。
せっかく治りかけてたのに。
将来人工肛門とかになったらどうしよう。
そんなことを考えながら衝撃に備え思い切りシーツを噛み締める。
ぶつっ……
「ぐっ………あぐっ…」
彼の熱いそれが一気に身体に押し入ってくる。
ぶちぶちと組織が裂けていく音がリアルに耳に響く。
ぐち…ずっ…
「ふっ……ぅっ…」
目頭が熱い。
目の前がチカチカする。
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