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健永「…どーしたの？…あ､梨華さんも!こんばんはっす」
ｸﾞｲｯ
私は千ちゃんを引き寄せる。
彩姫『ちょ､ちょ……!ちょっと！千ちゃん､あの人!!』
私は去って行く二人の男女を指さす。
あ､女の人が振り向いた。
………すごい美人な人。
健永「あの人達っすか？…北山宏光くんと､梨華さんっすよ」
彩姫『…ねぇ！あの人達､カレカノなの!？』
健永「多分そうっすね～…梨華さんは本命らしいよ､北山くんは」
彩姫『なーんーでーっ!!!!』
…そう。
そこにいたのは､今朝痴漢された時に助けてくれた運命の人。
な の に !
美人な彼女がいる…!？
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