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彩姫『…あ!もうこんな時間!いってきまーす!!!!』
『彩姫ちゃん、気を付けてね~』
「しっかり勉強するんだぞ。はっはっは」
彩姫『………チッ』
親に舌打ちしたとか秘密です。
私はパンを口にくわえ、ローファーを履いて外に出た。
彩姫『ん~…っいい天気!』
こんな日には、運命の人と出逢える気がする…!
私は念入りに鏡を見た。
クルンッと巻き上がった髪。
明るすぎない髪色。
リップで艶々の唇。
彩姫『……よし!完璧♪』
今日こそ絶対に絶対に運命の人を見付けてやるんだから…!!
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