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プルルルル………
受話器からコールが鳴りひびく。
「もしもし?何よ?」
そうかけた先はヤスノリ君ではなく親友のミユキ。
『ちょ~今日よ、めっちゃおもろい手紙もうたんやし。男なんやけどな、その子の名前なんてゆうと思う?笑』
「知らんよ 笑 はよいいや~」
『ヤスノリ君から手紙もらっちゃいました!!笑笑』
「マジで!?それおもろいなぁ 笑」
『なんか仕組まれてんかと思てアンタに電話してん 笑』
そんな会話が続けられた。
「なんも仕組んでへんけどよ~笑、ほんで連絡したんけ?」
『してへんよ~。だって一コ下やで?』
「あ~ちょっとシケんな~。でもまんがいち付き合ったとしても絶対ヤスってだけは呼ばんといてや!笑」
《ヤス》とゆう呼び方はミユキが彼氏を呼ぶ時に使う呼び方。
そんなどうでもいい話を延々と二時間ぐらいしゃべっていた。
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