最後のプレゼント

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ヤスの助手席に乗るのもあと数十分で最後。       こうして二人で車に乗るのも。         そして二人でこの曲を聴くのも…         ずっと       ずっと繰り返し聞いていた。           「俺の携帯のエリからの着信音はこの先もずっとこの曲やから。 もう二度と鳴る事ないけど…」       そう言ってくれた。           そして車はいつもヤスが送ってくれる場所についた。             もう           バイバイやな…  
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