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「…海斗の…おっきぃのが欲しいのっ」
恥ずかしいだとか、そんな事はもう関係なかった。
ただ海斗と繋がりたい。
海斗の目を真っ直ぐに見つめると、海斗が笑った。
「まったく…その顔でのおねだりは破壊的だな…」
「え…?なに…っ…」
どういう意味かと聞く前に指が引き抜かれ、体が震える。
くわえるものがなくなった蕾があさましくひくついていた。
「ほら、これが欲しかったんだろう?思う存分味わうといい。」
クチュ…
指と入れ替わりにあてがわれた海斗のモノが、ズブズフと押し入ってくる。
「あっああっ…熱いっ…!」
初めて体を重ねた時から変わらない質量を持ち続けるそれは、未だに私の蕾を裂けんばかりに広げる。
熱い高ぶりが最奥まで収まると、海斗が苦しそうに息を吐いた。
「っ…はぁ…熱いな、お前の中は。」
「海斗のもっ、あ…ついよ…。」
息をするだけで繋がっている部分から痺れが走る。
視界がぼやけ、ゆっくりと海斗の首に腕を回した。
「動いて…めちゃくちゃにしてっ…」
耳元で切なく囁いた途端に、中にいる高ぶりがぐんっと大きさを増す。
「んっ、またおっきく…!」
「…くそ、煽ったのは遊里、お前だからな。」
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