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怒ったような声と同時に海斗が腰を引く。
ギリギリまで抜かれたソレがまた勢いよく奥まで打ちつけられると、上半身が仰け反る程の快感に声すらも出ない。
次第に早くなっていくピストンに自然と私の腰が揺れ、海斗が意地悪く笑った。
「…気持ち良いのか?露天風呂でこんなに腰を振って…」
「やっあぁんっ!気持ちい…ひぁん!!」
パチャパチャと、湯が海斗の動きに合わせ音を立てる。
その音にも勝る、二人の液が混ざる音にゾクゾクと快感で胸が震えた。
「っあ!や…、おかしくなっちゃ…海斗っ、良いっ…すごいよぉ…!」
乱れる息が重なり、泣き出した私を宥めるようなキスが顔中に降ってくる。
ピストンの激しさとは違う優しいキスが唇に落とされた途端に頭が真っ白になった。
「あ、海斗…私もうっ…」
「っ…もう、か?」
海斗も驚いたのか、見下ろす瞳が丸くなっている。
しかし腰つきは緩められる事はなく。
むしろ私の良い所を狙って突き入れてきた。
「あんっ!だって…も…気持ち良すぎて無理ぃ…!」
「…露天風呂効果か?」
クスクスと笑いながら、海斗が更に激しく追い上げてくる。
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