五章

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「………」 朗らかに挨拶をした人物は、晶の良くしっている人物であった 緑色の髪に童顔、そして晶の打った刀を携えたその人物。そんな奴は過去に一人のみ 「………ルース?ルースなのか?お前いきなり消えて何処に行ってたんだよ?」 『帰郷してたんだよ。魔界にね。言って無かったかもしれないけど、僕は魔族だからね』 消えたはずの親友が窮地になって帰って来た。それだけで晶の心は幾分か軽くなった。そして一つの打開策が浮かぶ 「サンキュー、ルース。忘れてた。奴らを使えば大丈夫だよな」 『悪魔達を仲間にするんだよね。なら、先ず奴らを使ってこの世界の悪魔を仲間にしよう 少なからず僕も力になれるはずだよ』 「晶、奴らとは誰の事だ?後、ルースって言ったな。この世界に悪魔がいるのか?」 奴ら、が一緒に生活していた事のあるゾルでさえ分からず、困惑している そこに、この世界に悪魔が居るという新事実の発覚で、皆の頭は混乱気味になった 『この世界にも幾らか悪魔は流れてきています』 「実は、この世界で俺達と同盟を組んだ奴らが居るんです ソイツらに悪魔を探してもらいます。数人で会いに行きたいのですが、良いですか?」
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