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ゾルはそれっきり口を閉ざした。こうなったらゾルはもう何も喋らない
晶とカグラはそれで切り上げ、アエーシュマに部屋に案内して貰った
二人の部屋は同じの様で、リビングと寝室がある。ベッドは何故かダブルだ。晶達の荷物はリビングにあった
晶はベッドに座り、重々しく口を開く
「カグラ、そろそろお前の武器を作ろうと思う。刀で良いか?」
「銃では、強くなれない
カグラは晶の隣に座り、晶の顔をじっと見つめる。晶はそうかとカグラの頭を撫で、何かを思い付いた
「………水は気体固体液体と変わる。その性質を活かすなら」
ブツブツと呟き近くの紙とペンを取り、何か数式を書き込む
「カグラは腕の力があまり無い。だからこそ軽量に、か」
カグラが後ろからそれを見ていると、晶はいきなり立ち上がる。どうやら考えが纏まったようだ
「前言撤回だ、絶対に完成品にしてやる!」
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