夏の始まり

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聖はその質問にビクリとする。しかも目は大きく見開いていた わかりやすいな… 「どうしてそう思うの?」 「まず変、あと剣」 「変ってなに?」 説明の仕方が難しいな…こう…オーラというかなんというか… 「雰囲気がな、あと剣はこの国に無い鉱石を使ってる」 そう言われて彼女は自分の剣を見る。 「違いわかるの?」 「一応職人だからな」 確かに素人から見ればその鉱石も鉄も変わらないだろう。しかし職人が見れば一発でわかってしまう 「じゃあつぎの質問、なんで俺の所に来た?」 「アンタの作る武器が素晴らしいって評判だからよ」
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