夏の始まり

9/12
前へ
/422ページ
次へ
「そこ」 晶は家の外を指指したつもりだったが… 「襖切って良いの?」 まあ…確かにそうなるよな 「襖を開けて、庭にあるやつで試し切りしてみ」 聖は襖を開けたが… 「どれ?」 庭には幾つもの刀や剣、槍に斧、鉄で出来た竹刀からただの鉄の棒が所狭しと刺さっていた 「そこらへんのやつ、一応全部岩斬れるほど鋭いから てか面倒臭いから全部斬っといてくんない?」 「時間かかるけど良い?」 「あ?それに魔力を纏わせてそこから振ってみろよ」 「こう…?」 ―――スパッ 聖が振ると庭にある武器が…武器の柄が落ちた
/422ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5100人が本棚に入れています
本棚に追加