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りき「―――なんだよ」
簡単に今の僕に起こっている出来事を話した。
沙耶さんは途中で口出しすることもなく僕の話を聴いていてくれた。
沙「本当、理樹君は面倒事に良く巻き込まれるわね」
苦笑いしながらやれやれ、と返事をする沙耶さん。
りき「沙耶さんも信じられるんだ」
沙「半信半疑だけどね、私はコレが夢であって欲しいわ…」
りき「僕だってそうだよ…、声も高くなっちゃったし、髪も長いし…」
沙「そ、そうね。理樹君が私より可愛く……可愛く?、男、よりによって理樹君より可愛くないって…笑えば?笑えばいいのよっ、あーはっはっはっってッ」
沙耶さんが暴走した、まぁ慣れたけども。
りき「そんなことないって、沙耶さんは可愛いよっ」
沙「…///、ゲゲゴボウォッエッ」
りき「ちょ、沙耶さんっ?」
沙「(どうして真顔で言えるのかしら?)」
沙「ぶ、部室に行けばいいんでしょッ?!さ、先行くからねっ」
フェンスを飛び越え落ちる沙耶さん。
りき「えぇっ」
だ、大丈夫なのかな?飛び降りだよね?!
…まぁ沙耶さんだし、大丈夫か…。
職員室…はいいか、部室行っちゃおう。 余計な事をするより、今はリトルバスターズで遊んでいたい…。
恭介が居てくれる今が一番楽しい時だから…。
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