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あれから放送で名指しされた僕は職員室に向かった。
二木さんと担任の先生が待っていて…
―――
そして今。女子寮、クドの部屋にいる
りき「はぁ…来ちゃったよ…」
クド「わふっー!ようこそですー!!」
本当に良かったのかな…?クドと同部屋なんてさ。
りき「二木さんは…良かったの?」
クド「はい!前々から佳奈多さんは葉留佳さんと同部屋になりたかったみたいですし…」
あの姉妹は仲が良いなぁ
りき「でも…クドは寂しくない?今まで一緒だったのに」
クド「私の大好きなリキがここにいますから…だから、さみしくないですよ」
えっ…?!
りき「く、クド?!そ、それって…」
クド「…?わ、わふっ?!そ、そう言う意味じゃ、そ、その…」
りき「わ、わかったから落ち着いてクドっ」
顔を真っ赤にしてバタバタしだす、危ないから。
クド「わ、わふッ」
案の定、段ボールに足をぶつける。
転ぶ前に支えられて良かった。
りき「大丈夫?」
クド「あ、ありがと…です//」
あれ…?
無意識にクドを抱き寄せてしまう。
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