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来「む…リキキュンは男性物の下着が好みなのか…」
りき「今まで男だったからねっ」
女の子に襲われて抵抗虚しくパンツ一枚にされた。
女の身体ってせいもあるかも知れないけど…多分来ヶ谷さんだから、なのだろう。
来「そうだったな…しかし女の子が男の下着…」ハァハァ
りき「いや、駄目だからねっ?!女の子同士…、って言うかクド起きちゃうよっ」
来「ふはは、奥さんちょっとくらい良いじゃありませんかぁ~」
やばい、来ヶ谷さんの目が真剣だ。
来「…少年。女の子の身体でしたい、とは思わないのか?」
りき「…」
来「女は男の3倍は感じやすい。と言うのだけど…少年は興味ない、とでも?」
興味ない訳はない。
年頃の男の子ですもの。
だけどやったら…男の子として取り返しがつかなくなってしまいそうだ。
りき「あぅ…や、やっぱり駄目だよぅっ」
むにゅぅ
りき「ひゃうっ?!く、くるがやさ…ん?」
来「可愛いよリキキュン…」ハァハァ
目が逝ってる。
このままだと処女卒してしまいそうだ…。
「ふにゃ…りきぃ?」
来「ん…!、おっと、すまんな少年。少し暴走してしまったようだな」
この人は本当に自我がなかったのか?!
りき「…手、どけて貰えます?」
来「名残惜しいが仕方あるまい。見回りがあると大変だから私は退散するよ」
胸から手を放すと音を立てずに窓から外に消えた。
ここ3階なんだけど…。
男の3倍……
って駄目だぁぁ
クド「むにゃリキ~?」
目をこすりながら僕を心配してる…のかな。
年下なだけあってかなり癒される。子犬みたい。
りき「…ありがと、クド。何ともないよ?」
クド「わふぅ、そーですか…」
りき「うん、お休み」
クド「おやすみですりき~…」
まだ深夜、って程でもないけど僕も寝よう。
クドが居てくれて色んな意味で良かった…。
部屋の鍵を閉めてから、ベットに入り目を綴じる…。
……
…。
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