ドキッ☆女だらけの寮だじぇ!

6/6
前へ
/50ページ
次へ
来「む…リキキュンは男性物の下着が好みなのか…」 りき「今まで男だったからねっ」 女の子に襲われて抵抗虚しくパンツ一枚にされた。 女の身体ってせいもあるかも知れないけど…多分来ヶ谷さんだから、なのだろう。 来「そうだったな…しかし女の子が男の下着…」ハァハァ りき「いや、駄目だからねっ?!女の子同士…、って言うかクド起きちゃうよっ」 来「ふはは、奥さんちょっとくらい良いじゃありませんかぁ~」 やばい、来ヶ谷さんの目が真剣だ。 来「…少年。女の子の身体でしたい、とは思わないのか?」 りき「…」 来「女は男の3倍は感じやすい。と言うのだけど…少年は興味ない、とでも?」 興味ない訳はない。 年頃の男の子ですもの。 だけどやったら…男の子として取り返しがつかなくなってしまいそうだ。 りき「あぅ…や、やっぱり駄目だよぅっ」 むにゅぅ りき「ひゃうっ?!く、くるがやさ…ん?」 来「可愛いよリキキュン…」ハァハァ 目が逝ってる。 このままだと処女卒してしまいそうだ…。 「ふにゃ…りきぃ?」 来「ん…!、おっと、すまんな少年。少し暴走してしまったようだな」 この人は本当に自我がなかったのか?! りき「…手、どけて貰えます?」 来「名残惜しいが仕方あるまい。見回りがあると大変だから私は退散するよ」 胸から手を放すと音を立てずに窓から外に消えた。 ここ3階なんだけど…。 男の3倍…… って駄目だぁぁ クド「むにゃリキ~?」 目をこすりながら僕を心配してる…のかな。 年下なだけあってかなり癒される。子犬みたい。 りき「…ありがと、クド。何ともないよ?」 クド「わふぅ、そーですか…」 りき「うん、お休み」 クド「おやすみですりき~…」 まだ深夜、って程でもないけど僕も寝よう。 クドが居てくれて色んな意味で良かった…。 部屋の鍵を閉めてから、ベットに入り目を綴じる…。 …… …。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加