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正門――
理樹「…待った?」
鈴「ん、今来た所だっ」
10分以上は待たせちゃったハズだけど…。
鈴「じゃ、行こう!」
鈴は僕の腕を引っ張り学校の敷地内から出る。
理樹「えっと鈴、何処行くの?って外出許可とったの?」
鈴「えっと、理樹の下着とか?」
理樹「何故に疑問系?」
鈴「来ヶ谷から聞いたでーとプランだっ」
理樹「デート?」
鈴「えっと、理樹は嫌…か?」
理樹「い、嫌じゃないよ~」
断る理由もない、服がない事も事実だし、今回は来ヶ谷さんに感謝かな。
鈴「それじゃ行こうっ」
立ち止まっていた鈴は僕の袖を引っぱり僕はそれについて行く。
こうして、僕達のデートが始まった―。
…
――教室
2人は双眼鏡で窓から理樹達を見ていた。
来ヶ谷「計画通り(キラッ」
恭介「追うのか?」
来ヶ谷「いや、コレを使う」
コツコツと机に置いてあった黒い箱の様なものをつつく。
恭介「コレは…」
…
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