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あれから僕達は商店街をぶらぶらしていた。
日も傾いて来たので鈴と一緒に寮へ戻る途中での出来事――
鈴「理樹聞いているか?」
理樹「…え?あ、ごめん、聞いてなかった。どうしたの?」
鈴には悪いけど上の空状態だった。
鈴「ん…やっぱり私とじゃ駄目だったか?」
理樹「え…?」
鈴「女の子になってからの理樹は調子悪そうだったから元気付け用と思ったんだ、…けど、やっぱり迷惑だったみたいだ」
鈴が悲しそうな顔をする。
何をやってるんだ僕は…?
鈴達を守るのは僕の役目だろ…?
ナニ心配させてるんだよ!
理樹「あはは、どうかしてたよ、ごめんね鈴」
鈴「理樹…?」
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