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理樹「ありがとうね鈴、凄い嬉しかったよ」
鈴「そ、そうか…//馬鹿兄とかに相談しなかったから理樹を喜ばせられるか不安だった」
理樹「あ、恭介が提案したんじゃないんだ?」
鈴「うん、せいこーして良かった♪」
嬉しそうに笑う鈴。
子供の様な無邪気な笑顔だが、立派に僕…恭介から…リトルバスターズから自立している。
理樹「いつの間にか追い抜かれちゃったね…」
昔は僕や恭介の後ろから顔を覗かしていた鈴。
でも今は、鈴の背中が遠く、僕は何時までも弱いままだ。
鈴「ん♪」
くるりと振り返り手を差し出す。幼馴染みの小さな手だ。
鈴「アタシは何時までも待ってるから…、帰ろ、理樹」
鈴がどう言う意味で言ったのかはわからない。
理樹「うん、僕も強くなるね…」
鈴には聞こえてないその言葉。
自分自身に言い聞かせて2人は手を繋ぐ。
―。
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